こんばんは、ハクロです。
日食なつこさんの3ヶ月連続配信ライブ、最後の3ヶ月目。
内丸協会で行われた「ミゼレーレ」の感想を認めましたので、どうぞごゆるりと。
目次
私が持ちうる未来への祈り
ライブタイトルの「ミゼレーレ」のお話から。
慈悲を求める祈り
グレゴリオ・アレグリが旧約聖書詩篇第51遍を元に作曲した合唱曲のタイトルでもあります。
聴いてみましたが、曲中でも何度も「ミゼレーレ」と歌われていました。
また、辞書によると「神よ、我を哀れみたまえ」とのこと。
出典の旧約聖書詩篇第51遍も読んでみましたが、ただただ神に対して慈悲を乞う内容かと思われます。
旧約聖書詩篇第51遍 https://www.wordproject.org/bibles/jp/19/51.htm
キリスト教徒でもなければ専門分野でもないので、カジュアルな感想しか言えないのですが…神の存在も信じてはいませんので。(申し訳ない)
ただ、「祈り」は持ちうると考えています。
身近な人の幸せを、豊かな情動を。それこそキリスト教的な隣人愛の精神に近しいものは持っています。
今回のライブではそういった祈りや願望、未来への指針を再確認できたことがとても良かった。
それこそ全15曲歌う中で、MCはほとんどなし。日食さんの歌われる姿から感じることができました。
音楽が人に寄り添い、音楽が日常と共にあることがこの上なく幸せであり、未来もそうあって欲しい。
そんな「祈り」を持ち続けていたいと、そう強く思う。
日食さんひとりきりにも少し慣れてきてしまった
去年のsing betterツアー以降、日食さんお一人のステージが常になり、それにもずいぶん慣れてしまった今日このごろ。
とは言えライブハウス、レトロな銀行、お寺、喫茶店、今回の教会と色々な場所から雰囲気やテーマをこれでもかと変えて楽しませてくれて大満足です。
しかし、今回はやっぱり語りがほとんど無かったのが印象に残っています。
最初は、まだ歌うのか…MCはまだか…とワクワクもしましたが、途中からは歌い続ける日食さんの姿に引き込まれました。
選曲も緩急がありとても楽しめましたね。
細かいアレンジは話し始めるとキリがありませんが、水流のロックが最高にロックしててテンション爆上げでしたね!最高!
あとは三面鏡がとても綺麗でした。「ちらちらどちらと揺れる」のフレーズで耳飾りも揺れて一枚の絵のようでした。
サイクルはサイレンの音程がいつもよりも低めだったかな?おどろおどろしさが足元から湧き上がってくるように感じました。
早く全身で音を感じたいですね。
「音楽のすゝめ」
短い短い短い夢を
朝が来れば幻と化す夢を
後先もなくかき集めてしまう
馬鹿な僕らでいようぜひとつ 知識や偏見をまず置いてくること
ふたつ 好きか嫌いかは後で考えること
みっつ 揺れて動いた心に従うこと
いいから黙って飛び込んでくればいいのさ短い短い短い夢を
朝が来れば幻と化す夢を
後先もなくかき集めてしまう
馬鹿な僕らでいようぜよっつ 愛の深さを比べあわないこと
いつつ 神様みたいに信じすぎないこと
むっつ あんまり大事にしまい込まないこと
空に放り投げてみたっていいんだぜ ほら短い短い短い夢を
朝が来れば幻と化す夢を
後先もなくかき集めてしまう
馬鹿な僕らでいようぜななつ *******************
やっつ 泣いてもいいからちゃんと次に行くこと
ここのつ 即ち音楽 是、人のこゝろ
絶やしちゃいけない人の命そのものなんだよ
なぁそうだろ短い短い短い夢を
朝が来れば幻と化す夢を
後先もなくかき集めてしまう
馬鹿な僕らでいようぜ失われた時間は二度と来ない
また会える約束もできやしない
すぐに朝が来て現実が来て
夢の覚める温度を知っちゃって
濁流のような渦の中
押し流されそうな記憶を
腕一本で指一本で
保ち続けるお前に幸あれ短い短い短い夢を
朝が来れば幻と化す夢を
後先もなくかき集めてしまう
馬鹿な僕らでいようぜまた馬鹿な僕らで会おうぜ
歌詞を書き起こしてみました。(誤字脱字などあるかも)
表記はリリースされてから答え合わせしようと思う。
ななつめはなんだろうな。これも思いついたら書き留めておいて答え合わせしよう。
書き起こして一緒に歌ってみたけど、胸がつまる。
今のこの現状の中で作り手の抱く苦悩は、私には推し量ることができません。
自らを奮い立たせるべくこの詩を書いて、先の見えない未来に約束をするのがどれほどのことか…
とても強く、優しいひとなのだと改めて感じました。
同時に私自身は状況に流されているため、真っ直ぐ先に進む姿を見ると心強くもあり悔しくもあり。
曲想や歌い手の心情は想像でしかありませんが、受け取った感情は私の物なのでしっかり呑み干しておこうと思う。
音楽を絶やさないためにできること
やっぱり音楽が好き。だって楽しいから。
配信を見て、心からそう思えた。
もちろん人間生きてれば楽しいだけではないけれど。
悲喜交交ないまぜにして、音楽と一緒にいようと思う。
何をどれだけ出来たかはいずれどこかで振り返ろう。
長々書いてしまった。
お付き合いありがとうございました。
それでは〜