こんにちは。ミステリー小説は推理せずに読む派のハクロです。
先日、大学時代の友人と飲みに行った時、読書の話題がなかなか盛り上がりました。
私も中学のころから月に2〜3冊は何かしら本は読むのですが、最近は仕事も相まって小説よりかは自己啓発書やビジネス書を読むことが多いです。
その子はもともと読書習慣のある子なのですが、最近は流行りの作家よりも一昔前のSFやミステリー小説にハマっているそうな。
話題にあがった本や、おすすめされた本をいくつか紹介したいと思います。
目次
読書のきっかけになった本が一緒だった奇跡
最初にハマった本がなんだったか聞かれて思い浮かんだのがこちら。
「いつも心に好奇心!」好奇心と書いてミステリーと読む。
名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズのはやみねかおるさんと、「パソコン通信探偵団事件ノート」シリーズの松原秀行さんの夢のコラボ作品です!
と、自慢げに紹介しているものの、私は両シリーズは読んだことはないです。(ファンの方には申し訳ない。笑)
当時10歳だったのですが、姉の本棚にあったのを借りて読んだ記憶があります。
細かい内容はあまり覚えていないのですが、展開がわかりやすくて面白かった印象があります。
調べてみると、絶版してるみたいです。アニバーサリーな企画物の作品なので仕方がないのかも。
今読みたいなら、古本屋か通販かですね。今度実家の本棚漁ってみよう。
その他勧められた本
①「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」フィリップ・K・ディック 著
印象的なタイトルですし、もじったタイトルもそこらじゅうで見かけますしね。
以下あらすじ引用です。
長く続いた戦争のため、放射能灰に汚染され廃墟と化した地球。生き残ったものの中には異星に安住の地を求めるものも多い。そのため異星での植民計画が重要視されるが、過酷で危険を伴う労働は、もっぱらアンドロイドを用いて行われている。また、多くの生物が絶滅し稀少なため、生物を所有することが一種のステータスとなっている。そんななか、火星で植民奴隷として使われていた8人のアンドロイドが逃亡し、地球に逃げ込むという事件が発生。人工の電気羊しか飼えず、本物の動物を手に入れたいと願っているリックは、多額の懸賞金のため「アンドロイド狩り」の仕事を引き受けるのだが…。
アンドロイドを狩るなかで、人間とアンドロイドの違いは?人間とAIの違いは?という疑問を持つ主人公の葛藤を描いているそうです。
最近、人工知能やビッグデータなの技術の発展が取り沙汰されることも多いので、今の時代こそ読むべき作品かもしれませんね。
②「華氏451度」レイ・ブラッドベリ 著
私「最近読んだ中でおすすめは?」
友人「華氏451度とかかなー」
私「へー、初めて聞いたタイトル。あらすじは?」
友人「そうやな…この世界では本の所持とかが禁止されてて…(略」
あらすじ聞いたら全編ネタバレいただきました。笑
ここではあらすじだけ引用します。笑
華氏451度──この温度で書物の紙は引火し、そして燃える。451と刻印されたヘルメットをかぶり、昇火器の炎で隠匿されていた書物を焼き尽くす男たち。モンターグも自らの仕事に誇りを持つ、そうした昇火士(ファイアマン)のひとりだった。だがある晩、風変わりな少女とであってから、彼の人生は劇的に変わってゆく……本が忌むべき禁制品となった未来を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代文明を鋭く風刺した不朽の名作、新訳で登場!
オチを聞いたあとでも、実際読んでみるのとは感想が変わりますしね。今度読みます。笑
そして課される宿題
じゃあ次会うときまでなんか読んで感想会でもしようか、という話になり課されたのがこちら。
「ライ麦畑でつかまえて」J・D・サリンジャー 著
あらすじがこんなかんじなのですが…
インチキ野郎は大嫌い! おとなの儀礼的な処世術やまやかしに反発し、虚栄と悪の華に飾られた巨大な人工都市ニューヨークの街を、たったひとりでさまよいつづける16歳の少年の目に映じたものは何か? 病める高度文明社会への辛辣な批判を秘めて若い世代の共感を呼ぶ永遠のベストセラー。発表から半世紀、いまなお世界中の若者たちの心をとらえつづける名作の名訳。永遠の青春小説。
タイトルのせいでボーイミーツガールものの青春小説と勘違いしがちだけど、そんなことはなく主人公がこじらせてて感情移入できない。らしいです。笑
もうちょっと若いうちに、それこそ中高生の頃に読んでおけば印象は変わったのかもしれないとも言っていたので、実際に読んで感想会に備えようと思います。
おわりに
流行りの作家の小説を追いかけて読むのもいいですが、たまには古典的は作品を読むのも新たな発見があっていいかもですね。温故知新とは、この事です。
紹介した本は、私も勧められたものなので、読んで感想でもかければと思います。
最近ビジネス書や自己啓発書ばっかり読んで食傷ぎみなので、2019年は小説をたくさん読もう。
それでは〜