こんにちは。hakuroです。
みなさん本はお好きですか?私は大好きです。
先日ネットで買えなかった本を書店で取り置きをしてもらって、引取にいったところ衝動買してしまった本を紹介します。
タイトル:世界を変えた本
著者:マイケル・コリンズ神父
監修:樺山絋一
翻訳:藤村奈緒美
発行:株式会社エクスナレッジ
感想
本というより百科事典のようなものでしょうか。
古今東西の本をまとめて紹介した内容になっています。
紀元前3000年から現在にいたるまで発行された本の中で、世界に影響を与えた本たちが紹介されています。
それぞれの本の紹介では、装丁や挿絵などフルカラーで掲載している点です。
世界を変えた本を集めたというだけあって、古文書や宗教書、科学書など多岐に渡りますが、デザインやイラストを見ているだけでも楽しめるのはとてもいいですね。
写真がページの大部分を占めるので、紹介している本の内容は簡単にしか触れられていませんが、歴史やその周辺知識については十分に解説がなされていて、大変興味深いです。
実際、名前は聞いたことがあるけれど何が書かれているか知らない本、初めて知った本、とても身近な本、いろいろな本が紹介されているので、これを持ってたくさんのものに興味を向けることができるようになるとてもいい本だと思います。
内容
本の中身を一部紹介します。
画像は出版社のページから転載です。
http://xknowledge-books.jp/ipscs-book/BooksApp?act=book&isbn=9784767823942
孫子の兵法ですね。最近は自己啓発書などでもよく目にします。兵法書ですが、組織運営など現在にも通づる内容が書かれているものです。
紀元前500年ごろに書かれたのが最初だそうですが、画像のものは1750年のものだそうです。
イスラム教の経典コーランの中でもとくに美しく作られたものだそうです。藍色のページに金色の文字が映えて、とてもきれいですね。
アンネの日記。私は読んだことがないのですが、アンネ・フランクの日記の原書が写真で掲載されています。
その他で気になったものでは、イギリスの科学者ロバート・フックの顕微鏡観察に関する「ミクログラフィア」はとても精細なスケッチが魅力的です。
昆虫の細部までリアルに描かれているので、苦手なひとは見れないかもしれないですね。笑
20世紀以降の作品では「オズの魔法使い」「ピータラビット」「星の王子さま」など見知った本も紹介されていますが、日本で出版されているものを見慣れていると原書はとても新鮮に感じられますね。
衝動買いしたものでは当たりのだったかと思います。
それでは、また。ありがとうございました。
P.S. 本の紹介をしている本を紹介する文章を書いていると何がなんだかわからなくなりますね。笑