こんにちは。ハクロです。
1/12(土)に、劇場版 Fate/stay night[Heaven’s Feel] II.lost butterflyを観てきました。初日舞台挨拶午後の部のライブビューイング付きのものを観てきましたので、感想と見どころをまとめます。
ストーリーの核心的なところはできるだけ書かないようにしますが、気になる方は本編を見たあとに読んでいただけると安全です。
舞台挨拶の感想
舞台挨拶の内容はニュースにもなっているので、探してみてください。リンクを張っておきます。
「Fate/stay night[HF]」第2章公開、舞台挨拶で杉山紀彰、下屋則子らが思いを語る コミックナタリー
私の観た舞台挨拶午後の部には、監督の須藤友徳さん、制作プロデューサーの近藤光さん、出演の杉山紀彰、下屋則子、川澄綾子、植田佳奈、門脇舞以、浅川悠さん達が登壇されていました。
舞台挨拶というものを初めて観たのですが、スタッフやキャストの方々の作品に対する想いを聞くことができてとても良かったです。
制作側の思い入れのあるシーンや見どころについて観る前に聞いておくと、実際に作品を観る際に「ここの事か!」となって非常にわかりやすかったです。
監督の須藤さんと、プロデューサーの近藤さんのお話では製作時の苦労がひしひしと伝わってきました。
特に、1カットしか使わない爆発にの演出に900枚にもなる原画が使われているという話は驚きでした。
あと、中盤の重要なシーンで、キャラクターにカメラがズームしていくようなシーンでも、制作へのこだわりを感じることができました。
本来ならば原画一枚のズーム処理で済ますところを、すこしずつ角度を変えながら近づいていくように見せたいがために、寄っていく過程をすべて別々に書いて表現したために原画の量が膨大になってしまったそうです。
多大な労力がかかるため、普通こういうことはしないとのことですが、監督の「ヘブンズフィールの、このシーンには必要」との鶴の一声で実現したそうです。制作陣のこだわりに脱帽ですね・・・
キャストの方々は、まず衣装が印象的でした。それぞれ演じているキャラクターをモチーフにした衣装でとても似合っていました。(浅川さんだけコスプレ感すごかった…笑)
キャストの方々も、自身の演じているキャラクターへの想いがすごく感じられるコメントをされていました。
杉山さんと下屋さんは、メインの士郎と桜を演じる上でのキャラクターの掘り下げがすごい!
ただやはり演出として制作陣とのディレクションを大切にされているのがわかり、一人のキャラクターが出来上がるのに沢山の人が関わっているのだと感心してしまいました。
セイバーオルタ役の川澄さんは、「オルタは圧倒的だ!何が圧倒的かは観てもらえればわかる」と言っていました。はい、圧倒的でした。笑
植田さんは遠坂を演じる際に、普段よりもクールな一面が出るよう意識したとのこと。実際UBWではメインヒロインとのこともあり表情がころころ変わって可愛らしさがありましたが、HFでは魔術師としての一面が強いので、比べてみるといいですね。
門脇さんは、バーサーカー大好き過ぎてつらそうでした。終始うるうるしながら「バーサーカー…バーサーカーが…」って門脇さん、その言い方だと映画の展開わかっちゃう。笑
浅川さんは、他の作品ではいつもライダーが数カットで退場してしまうことが残念だったそうで、他のキャストと同じ場所に立てるのがとても嬉しいと話していました。
あと、衛宮さんちの今日のごはんと、ヘブンズフィール2章の収録が、同じ日の午前午後で別れていて、テンションの切り替えが追いつかないという裏話はとてもおもしろかったです。笑
個人的みどころ紹介
①桜かわいい
やっぱり桜がかわいいです。ヘブンズフィールはそれ以上でもそれ以下でもない。笑
ただ、内容がダークなだけに可愛らしさだけではなく、士郎を頼りたいけれど頼れない葛藤もみどころですね。
舞台挨拶の感想のところでも書きましたが、中盤で桜に向かってズームしていくシーンがあるのですが…すごかったです…(語彙力)
②バーサーカーVSセイバーオルタ
バーサーカーとセイバーオルタの戦闘シーンは圧巻です。
圧倒的の意味がよくわかります。笑
舞台挨拶の感想でお話した、爆発のカットもこのへんだそうです。
映像記述もそうですが、バトルの展開がすごい。このバトルシーンはUBWのスタッフに制作を依頼したそうで、1章のランサーとアサシンの戦闘シーンを超える、迫力の映像ですね。
圧倒的ですわ…(語彙力(2回目))
③アーチャーかっこいい
メインな役どころではないもののしっかりと見せ場はあります。
アサシンとの戦闘シーンがあるのですが、前述のバーサカーVSセイバーオルタの戦闘シーンほど迫力や派手さはないもののアーチャーのスマートなかっこよさがしっかし伝わるところが盛りだくさんでした。
今作では他者を守ることが主な役割なアーチャーですが、それこそ彼の本文なのでアーチャー好きは必見です。
感想まとめ
なんかもう…すごい…笑(語彙力(3回目))
舞台挨拶の際にキャストの皆さんが言っていたのですが、本編見たあと言葉が出てこないし感想を他人に説明できない、すごい複雑な感情を持て余すのでその表情を除きたいと言っていた意味がわかりました。
作品自体は絵のクオリティ、展開や魅せ方、キャラクターの感情表現など見どころ満載な内容です。
ただ、内容が重たいだけに観たあとにすっきりはしないのが複雑なところ。笑
ゲーム本編をプレイしたのがもう10年ほど前なので、細かいところは忘れているところは多々ありましたが、展開をしっていても続きが気になる演出でした。
3章公開が2020年春とのことです。待ち遠しいです。
春にしたのは、やはり意図があってのことなのでしょうね。
時間があれば公開しているうちにもう一回くらいは劇場で観ておきたいです。
写真は来場者特典のイラストボードです。
それでは〜