作品番号:22-2-21 形式:立体 画材:洗濯物,ベランダ 作:父
父が家にいる。 長く勤めた職を定年前に辞め、2年間で2社ほど転々としたのち、小休止といったところか。若くから休まず働いてきたのだし、他にやりたいこともあるのなら立ち止まってみるのも良いじゃないかと話した記憶があるが、間に…
父が家にいる。 長く勤めた職を定年前に辞め、2年間で2社ほど転々としたのち、小休止といったところか。若くから休まず働いてきたのだし、他にやりたいこともあるのなら立ち止まってみるのも良いじゃないかと話した記憶があるが、間に…
目が覚めた時に布団から出たくないのは、内外の暖かさと寒さ、快、不快のコントラストによるものだ。 背筋を走る悪寒と羽毛の手触りは違うようで同じものなのかもしれない。 朝早く起きて出かけようといつも思う。いつもいつもいつも。…
物事をひとつ高い次元から見ることをメタ的と言う。 物事を深く理解するためには構造化して解析することが必須とも言えるためメタ的な視点を持つことは学問においては特に重要である。学問から離れた一般の生活においてよく耳にするよう…
気がつけば2月。 この時期になれば祖母が必ず言うフレーズがある。一月は行く。二月は逃げる。三月は去る。 新年明けての3ヶ月はあっという間というのを頭韻法を用いて表現したものらしい。私は祖母からしか聞いたことがないがどれく…
ハルカスか、通天閣か。いや、そんな大した問題ではないかもしれない。どちらかといえば通天閣くらいこじんまりしている方が落ち着く派だ。ハルカスはどこにいても目に入るし、寄って見上げると首が痛くなるのが難点。展望台まで登るなら…