2022.2.27 大阪城梅林にて梅見 7分咲きでも客足は満開
二月の終わりに差し掛かりうららかな陽気が満ち満ちている。春の気配を感じてぞろぞろと出てくるさまは人も虫も同じようだ。まだ花粉が飛んでいないのを見計らって大阪城に梅見に行く。 普段は森ノ宮駅で降りるのだが今日は大阪城公園前…
二月の終わりに差し掛かりうららかな陽気が満ち満ちている。春の気配を感じてぞろぞろと出てくるさまは人も虫も同じようだ。まだ花粉が飛んでいないのを見計らって大阪城に梅見に行く。 普段は森ノ宮駅で降りるのだが今日は大阪城公園前…
目が覚めた時に布団から出たくないのは、内外の暖かさと寒さ、快、不快のコントラストによるものだ。 背筋を走る悪寒と羽毛の手触りは違うようで同じものなのかもしれない。 朝早く起きて出かけようといつも思う。いつもいつもいつも。…
物事をひとつ高い次元から見ることをメタ的と言う。 物事を深く理解するためには構造化して解析することが必須とも言えるためメタ的な視点を持つことは学問においては特に重要である。学問から離れた一般の生活においてよく耳にするよう…
気がつけば2月。 この時期になれば祖母が必ず言うフレーズがある。一月は行く。二月は逃げる。三月は去る。 新年明けての3ヶ月はあっという間というのを頭韻法を用いて表現したものらしい。私は祖母からしか聞いたことがないがどれく…
ハルカスか、通天閣か。いや、そんな大した問題ではないかもしれない。どちらかといえば通天閣くらいこじんまりしている方が落ち着く派だ。ハルカスはどこにいても目に入るし、寄って見上げると首が痛くなるのが難点。展望台まで登るなら…
なぜ人は開けた場所に球体を置きたがるのか。 上野に来るのは何度目か、合っていれば3度目だろう。一度にいろんなところを回るには見所の多いので東京都美術館に来るのは実は初めてだ。 ドローイングとは何か展を見に地下の展示室に向…
年齢を重ねるごとに衰えを感じることが増える。 近頃とんと出来なくなったことの一つに長時間の移動がある。大学生の頃は金額と時間を優先して大阪ー東京間の移動は夜行バス一択だったというのに、10年の時を経て僅かな金銭的余裕に甘…
遠くへ行きたいとは言うものの、行ってみればそこにはその土地の人々の暮らしがあり、日常がある。 地元といいつつ大阪でさえ行ったことのない場所だらけだ。いつもと違う駅で降りて、いつも行く場所へ行ってみるのも面白そうだと思い立…
湊町は難波の繁華街から少し西に離れたところ。 普段から飲み歩いたりはしないタチなので賑やかな通りにはあまり向かわない。利用沿線の都合もあり雨の日も濡れずにジュンク堂に行けるJR難波駅は実に便利だ。 晴れた週末なので少しぐ…
父に誘われて冬の金剛山を登る。今季最も寒くなるなら寒いところへ行こうと言う我が父はさすがである。 不穏な空の色に複雑な模様の木立。 7、8合目あたりから空気が変わり、明らかに景色が白くなっていく。 山頂は−4℃の寒さ。山…