物事をひとつ高い次元から見ることをメタ的と言う。
物事を深く理解するためには構造化して解析することが必須とも言えるためメタ的な視点を持つことは学問においては特に重要である。学問から離れた一般の生活においてよく耳にするようになった。自身の感情をコントロールするためには一度落ち着いて、メタ的に状況を俯瞰するのが良いと言われたりもする。
流行りのメタバースのメタもそうだ。
少し小難しいことを言う時に重宝していたが「メタ」も近頃は市民権を得たと言っても良さそうだ。
大阪港で夕日を眺める人たちを眺めていた。
メタ的だな。
メタ夕日って書くと読みにくいな。
そう思った。
[[[[夕日を眺める人]を眺める私]の日記]を読んでいるあなた]はあの時、あの場所で、最前列で濃い赤色を目に焼き付けていた人よりも3層ほど高次の視点だ。どうですか?夕日は綺麗ですか?