2018年9月に訪れた台風21号はとても大きな被害をもたらしました。
被害はたくさん報告されていますし、1週間たったいまでも復旧がままならずたいへんな思いをしている方も多いかとおもいます。
私は大阪府東大阪市在住です。
大阪は台風が来た際にあまり大きな被害がない印象ですが、覚えている限り私の人生で最もすごい台風でした。
私の周辺で確認できた被害を、レポートとして残して置こうとおもい、記事を書いています。
家の被害と周りの状況
14時頃。大阪に直撃している時間帯、屋内で水の滴る音が聞こえたので隣の部屋を見てみるとタンスのところが盛大に雨漏りしていました。
水の落ちてくる範囲が広かったので、ビニールで応急処置。
17時ごろ、一旦雨が止み、外を確認すると、剥がれたトタンと屋根の防水シートが見えました。
上に登り確認すると、屋根がすべて剥がれていました。雨漏りはこのせい。
屋根が剥がれたのは、使っていないアナログアンテナが風に煽られ倒れるときにひっぱられたものと思われます。
ビニールシートをかぶせ応急処置。後日工事を手配しましたが、どこも同じような状況でまだそのままです。
その他近所の緑地の木がたくさん倒れていました。風の強さがわかります。
twitterなどでもたくさん投稿されていましたが、信号の向きが変わって交通整理が行われているところがそこかしこにありました。
電線がたれてしまい、通行止めになっているところ。
普段はお肉コーナーですが、カップ麺が並んでいます。
教訓
月並みな教訓ですが、3つあげます。
①災害は体験しなければ実感がわかない。
いくら被害状況が報道されようが、わからないということ。
②対策は事前に立てておくこと
今回の私に限って言うと、使っていないアンテナは外しておくべきでした。
平時には気づきにくいことですが、危険なものは事前じ対策して置かなければいけませんでした。
③被災したあとの準備
今回、私は避難するほどの被害は受けませんでした。
しかし、家を失う可能性も充分にあったことを考えると、何も準備がありませんでした。
防災セットのようなものも必要だと感じました。
わたしは今、祖母と二人暮らしです。
祖母は台風が来るたびに、ジェーン台風、室戸台風の話をします。
屋根が飛んだ、豚舎が流された、電線がちぎれ馬が立ったまま死んでいたなど、体験談を何度も聞いていましたが、今回自宅の屋根が飛ぶとは思いませんでした。
日本は地理的に台風や地震など、災害の多い地域です。
なにか起こる前に自分の命を守るための、できる限りのことはしましょう。